小船山の家
計画地:長野県千曲市
敷地面積:405.97u
延床面積: 80.95u
構造・規模:木造2階建て
計画:2013年8月
両親の住む住宅の隣に計画した、若夫婦のための延べ床面積24坪の小さな住宅です。
楔形の敷地の先端にはめ込むように配置。隣の墓地や前面道路を気にせず生活できるように居間は2階に計画。スキップフロアが特徴的なプラン。限られたスペースを楽しくつないで伸びやかに使うための工夫です。
設計を進めるうちに、屋根付きの駐車スペースが必要になり、コスト削減を進める必要もあって、プランを再考することになりました。
配置図.東西に長い楔形の敷地の西側に両親の住む母屋.既存の庭を出来るだけ残し、母屋の日照を確保するために、東側に出来るだけ寄せて計画.南隣には墓地、北東側には前面道路が接近している
玄関のスケッチ.正面には庭の緑が広がる.左手は寝室.右手の階段を下ると和室.上るとサニタリースペースをスキップして2階の居間へ
断面図.スキップフロアの変化のある断面.道路側や母屋側に圧迫感が無いように軒の高さを押えている
和室のスケッチ.庭と同じレベルにしてコーナー窓から緑の濃い景色を見せる.窓際の棚は書見台になり足元は堀込みになっている
模型写真1.北東側からの俯瞰.右手は既存の母屋
模型写真4.南側から見る
模型写真3.西側から見る
模型写真2.前面道路北側からの全景
模型写真5.東側から見る.道路際は軒高を押えてコンパクトに