箱清水の家
計画地 :長野県長野市
敷地面積:187.75u
A案
延床面積:73.70u
構造・規模:木造平屋建て
B案
延床面積:94.62u
構造・規模:木造2階建て
計画 :2002年6月
善光寺の裏手、建て込んだ住宅地に計画した老婦人の住まい。一人住まいですが、将来の賃貸や売却も視野に入れて、普通の家族が暮らせるような普遍性のある小住宅として提案しました。平屋のA案は中庭を持つコートハウス。B案は経済的で拡張性のある2階建て。どちらも続き間の和室を活かした、開放的で融通無碍なプランです。
A案の平面図.中庭を居間・食事室・寝室が囲む平明なプラン.伸びやかでバリアフリーな平屋
A案.寝室から中庭・居間を見通す.右手は食事室
A案の南西側全景.切妻屋根、漆喰塗りと腰板張り.周辺環境に合わせた控えめな外観
B案2階平面図.ロフトは予備スペースだが子供室などに改修可能.吹抜けに床を張れば増床も出来る
B案西側全景.南側の深い軒が特徴.板塀の大戸を開ければアプローチと居間のデッキがひとつながりに.これはバリアフリーとするための工夫
B案内観イメージ.建具を引き込むと、ロフトも含む大きな一室空間となる